秋も深まり、春に植えた二種類のサトウキビが収穫時期を迎えました。1つは、沖縄で主に栽培されている普通のサトウキビです。去年から今春にかけて冬越しに成功した、茎が1本だけありましまた。その一本が分げつして大株に育ったものです。汁を絞ると黒砂糖を作ることができます。その茎を何本も冬越しさせて、来年は沢山育てて黒砂糖作りに挑戦しようと思います。そして、和三盆のような自家製砂糖作りをしようと思っています。
1本の茎から大きく育ったサトウキビの株
もう一種類のサトウキビは、正確には砂糖モロコシと言っているものです。瀬戸内ではこれをサトウキビと呼んでいるようです。私の祖母もサトウキビと呼んでいました。この茎をかじると、とても甘い汁を楽しむことができます。昔は子供おやつの一つだったそうです。お祭りでこの茎を子供が売って、おこずかいにしたとの話を聞いたことがあります。汁を煮詰めるとシロップができます。さらに煮詰めると水飴のようになります。ただ、やや草の味が残ります。この草味を取り除くことができれば、ご当地シロップとして市販できるのではないかと思っています。その草味を取り除く方法をいろいろ探しています。
なお、砂糖モロコシの穂は箒(ほうき)に加工できます。実は粉にすると食べることができます。さらに、乾いた茎は薪の代わりにすることができます。山口県で昔から穂モロコシを育ててきた理由は、そのような多目的に使うことができたからではないかと思います。
穂が茶色く染まって、そろそろ収穫時期の砂糖モロコシ、3m近い高さ
カレンダー
バックナンバー
プロフィール
カテゴリー
- 歴史探訪他ウォーキング(1066)
- 古ラジオ修理工房(280)
- 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色(653)
- 農業体験(57)
- 野菜:葉菜(282)
- 野菜:果菜(105)
- 野菜:根菜(134)
- 野菜:芋類(154)
- 野菜:豆類ほか(179)
- 稲:春作業,苗作り(98)
- 稲:田植え,草取り(53)
- 稲:稲刈り,脱穀,精白(113)
- 稲:その他(48)
- 麦,穀類,雑穀(325)
- 草刈り,整地(248)
- 樹木,果樹(295)
- 花,野草(184)
- 農機具,工具(168)
- 建設,工事,修繕(104)
- 家族関連(204)
- 料理、食品加工(16)
- ふるさと(515)
- 子供の育成関連(162)
- イベント,行事(225)
- 生き物(112)
- 田舎暮らし(502)
- パソコン,電子機器(59)
- Weblog(16)
最新記事
最新コメント
- 東京里山農業日誌/西洋大鎌(scythe)の講習、草刈り刃の交換、郷土館の駐車場周辺の草刈り
- 東京里山農業日誌/畑の雑草を刈り取り、小麦の種まき準備
- mari/畑の雑草を刈り取り、小麦の種まき準備
- 東京里山農業日誌/サトウモロコシの種を収穫
- 水田好和/サトウモロコシの種を収穫
- FR-6600 (ケネス)/古い松下製トランジスタラジオ トランジスター6の修理(1/x)
- 東京里山農業日誌/古い松下製トランジスタラジオ トランジスター6の修理(1/x)
- ケネス/古い松下製トランジスタラジオ トランジスター6の修理(1/x)
- TTRV/西洋大鎌(scythe)の講習、草刈り刃の交換、郷土館の駐車場周辺の草刈り
- 東京里山農業日誌/笠間市 石切山脈,笠間焼き,海軍航空隊記念館などを散策
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo