東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小麦畑で最初の麦踏み

2012年12月11日 | 麦,穀類,雑穀

 冬に入って、さらに寒さが厳しくなってきました。このところ、畑は毎日のように霜が降りています。また、畑の表土が凍っているので、昼と違って歩くとゴツゴツと硬くなっているのが分かります。雪もちらつくようになりました。そろそろ麦踏みをしなければなりません。麦踏みをする理由をあまりよく知りませんが、一説には、霜柱が麦を押しあげる時に根を傷めるそうです。確かにそうかも知れません。

              朝日が当たる中、せっせと麦踏みをしている私


 私が小学生の頃(昭和30年代)稲刈りが終わると、お百姓さんはせっせと田んぼを切っていました。そして、その切れ目に沿って三本クワで掘るようにして、土を積み上げて畝を作っていました。田んぼは湿気が強いので土を積み上げたのでしょう。この積み上げた畝で、麦を作るか,ソラマメを作るか,菜種を作っていました。
 朝早く小学校に通っていると田んぼで麦踏みをしてる人をよく見かけました。白い息を吐きながら、せっせと足先を踏み代えながら少しずつ畝を進んでいました。今や、田んぼで麦を育てている光景は稀有です。この春、田布施から岩田に行く途中の田んぼで麦を見たことくらいです。

              別の小麦畑も麦踏み、踏んだ個所にはいくつもの靴跡が

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