26日、山口県へ帰省した翌日に近くの山に登ってしいたけのほだ木を作りました。一昨年,去年と毎年のようにほだ木を作っています。山に生えているならの木を、チェーンソーで倒して等間隔で切断する作業です。太さ20cmほどの木は水をたっぷ吸っているのでとても重く、倒したと言え動かすのは難儀です。まずは地面に倒してから切断します。
根元を切断後に倒れてもたれかかったならの木、地面に倒すのが難儀
根元を切った木はほかに木にもたれかかった状態になりました。そこで、チェーンソーやのこぎりで枝を取り払います。すると、重みで木は地面に倒れこみました。倒れこんだ木を約1m間隔で切断します。
切断したならの木の根元 約1m間隔に印を付ける親父
チェーンソーで木を切るのは簡単そうですが、山の斜面に生えている木を切ることは難しいものです。間違うと怪我をしてしまいます。一番難しいのは、木が倒れる方向を予め読むことです。誤るとチェーンソーを切り口に挟んでしまい動かなくなります。切り口に常に隙間が開くように切ることが大切です。
チェーンソーで切断したばかりのならの木
太い幹を切ると、木の先端に向かって生える枝も切っていきます。そして、枝を切り払った、幹を次々に規定の約1mの長さに切っていきます。こうして、切断したならの幹を山影になった所に運んで乾かします。何ヶ月後に乾燥した幹にしいたけの菌を植え付けます。
先端の枝を切り払う 規定の長さに切断したならの幹