9月下旬に種を蒔いて育てたレタス(サニーレタス)の苗がだいぶ大きくなりました。このため、仕事の合間を見て新しい畝に植えかえ移植しました。新しい畝は、移植する前に耕耘機で耕してレーキで形を整えておきました。
耕耘機で丁寧に耕す レーキで畝の形を整える
レタスの苗は一度も間引きをしていなかったため、おしくら饅頭の状態でした。苗と苗の堺が分からないほどです。移植こてで、あたりをつけて苗をすくうように掘り上げます。堀り上げられた苗は数えると10本ほどです。一つ一つの苗をよく見ると、良く成長したもの,小さいままの苗など、いろいろな成長段階のものがありました。
窮屈状態のレタスの苗を移植こてですくうように掘る
掘り上げた苗は一旦地面の上に置きました。そして、一番成長の良いものから順に取り上げて、新しい畝に移植しました。小さな苗はこれからの晩秋は成長が思わしくないので捨てました。次々に苗を掘っては成長の良い苗だけを選んで移植しました。
移植こてひと堀り、10個程度の苗 成長の良いものだけを選んで移植
レタス用の畝はそう広くないのですべての苗を移植できませんでした。もったいないのですが、ほとんどの苗は捨てることとなりました。これからは今回移植したレタスがちゃんと育つように手入れする日々です。
夕日を浴びて白く光る、植えかえ移植したレタス
ところで、レタスは春までにすべて食べてしまいます。畝を有効利用するため、今回レタスの合間にオートミールの苗を移植してみました。オートミールは燕麦の仲間で冬には強い作物です。たまたま夏にこぼれ種から発芽して大きくなったオートミールがあったのでこれを移植してみることにしました。
夏、こぼれ種から発芽したオートミール 葉を短くしたオートミールを移植
麦類を移植したことは全く初めてのことです。うまくオートミールが根を張るか分かりません。大きくなりすぎた麦は冬越しができにくいので、わざと葉をちぎって小さくしてから移植してみました。レタスとオートミールの混植はうまくいくでしょうか。オートミールが無事に冬越しして、春に穂をつけるといいなと思っています。
レタスとオートミールをほぼ交互に移植