ストレイヤ―ズ クロニクル

特殊能力を持たされて生まれたがゆえに長く生きられない若者たちが、生き延びていきたいがために・・・

和製Ｘ－メンな感じなんですかねぇ・・・ただ2組の戦いに必然性が感じられないのよね、特殊能力も都合のいい感じで・・・で、黒島結菜の能力って何なのかしら？


勢いはあったんだけど、中身が薄い感じの作品になったのは残念！

きみはいい子

新米の小学校教師と幼稚園前の女の子の母親・・・子供たちを巡る世界は大変です。

おそらく原作のいくつかのエピソードをつなげているんでしょうけど、子供たちの世界は大変です・・・私が子供の頃はここまでの事は無かったと思うんですけど・・・。

主役の高良健吾と尾野真千子はいいんですけど、なにより池脇千鶴ですよ・・・呉監督の前作とは全く違う役柄ながらあのラストのインパクトは凄いものがあります・・・正直あのシーンで終わっても良かったくらいに。

でも虐待？されてたあの少年は大丈夫だったのだろうか？気になる終わり方でもあります。

ラブ＆ピース

園子音作品にしては珍しく誰も死んでないぞ・・・。

全く冴えないサラリーマン鈴木良一が、偶然買ったミドリガメをきっかけにロックの大スターにのし上がっていくが・・・。

最初の歌が見事すぎる反戦歌なんだけど・・・あのままじゃ売れなかったのかなぁ・・・。脚本は都合がいいけど良く出来てますし、歌詞が浮かんでくる過程が見事なんですけどね。ただ、西田さんの正体はなんとなくわかったけどね・・・まぁあのコンサートがゴールなんだから、このラストは正解なんだろうけど、これからこの2人はどうなるのかねぇ。


それにしても、「みんなエスパーだよ」の出演者が登場しすぎ・・・それと「全力歯ぎしり」もまた使ってくるとは・・・。でね、これどうして冬に公開出来なかったんだろうね・・・。