まっ、源氏物語だけを映像化するだけで大変だと思うんですけどね・・・それに紫式部の話までくっつけちゃ・・・。
「源氏物語」が書かれた理由がそうであったとしても、藤原道長のイメージが違いすぎる・・・まぁ実際の道長を知りませんけどね・・・そんな格好いい人だとは思えないし・・・。
源氏物語の話と現実の話がもう少しリンクするように本が出来ていればなぁ・・・それと鶴橋監督の演出にスピード感がないから、同じペースでずっと２時間半はとても辛い。もっと光源氏と紫式部の場面を細かく繋げてほしかったわ。
ただ、それ以上に鶴橋演出に答えるだけの役者が少なかったのが致命的だと思う・・・。
今度は富山を舞台に、定年を迎える運転士とその妻の物語。
正直、別に電車じゃなくてもいいじゃん・・・。普通に定年を迎える夫婦の物語じゃん・・・。
まぁ三浦友和・余貴美子さんを始めベテランの方々が多いので、映画としてはしっかりしてますけどね・・・年配の夫婦にはたまらん話じゃないかなぁ・・・。
メ～テレの50周年記念ということだから、名古屋や中部が舞台なのは良しとして・・・名古屋から岐阜ってそんなに近かったっけ？
謎のホールの出現によって戦国時代にタイムスリップした日本史が赤点の高校生5人。まぁタイムスリップ物だから、どういうパラドックスを使って歴史を利用するかということになるのだけど、タイムスリップが今回だけじゃないという考え方は秀逸だと思う・・・まさかあの人が未来人だとは想像してなかったもんね＾＾。
有村と竹富の2人が後半になるにつれ良くなっていってたのは収穫か・・・特に竹富は「生まれる」のときにのイメージがそんなに芝居が出来る子とは思ってなかったけど、今回はしっかりしてるじゃん・・・てな感じ。
しかしいくら歴史が苦手でも、信長・秀吉・家康が出てくれば少しは感動しても良いとは思うんだが・・・それと現代に戻ってのネタはよくあるものではあったけど、家康の家臣になってるよりも、イケメンを使ったのだから森蘭丸になってましたくらいの方が面白いとおもうんだけどな・・・でも10年後には信長もこっちにくることだし？？？
東京のデザインの会社をリストラされて故郷の三朝温泉に戻った女性・・・5年ぶりの三朝は思ったよりも衰退していて・・・。
まぁ要するは実家の女将を継ぐのか？デザインの仕事を続けるのか？っていうところで良かったのかしら？せっかく三朝を舞台のしてるのなら、もっと鳥取色を前面に押し出しても良かったとは思うんだけど、姉妹そろって鳥取弁？使わないのはどうかとは思う。
恋の部分もなにか中途半端な気もするし・・・でも脇を固める方々がベテランばかりだから話としては成り立っていたけれどね・・・でも、最初の土屋アンナの部分は必要だったのか？
