鉄人２８号

最初に言っときますが、原作ファン・アニメ（ＯＶＡを含む）から入った方・特撮やロボットとかの造形が好きな方には期待はずれです・・・きっと。これはあくまでも富樫森監督らしい、少年のひと夏の成長物語です（「ごめん」という作品が好きな方にはおすすめします）。
正直いろんなところにツッコミを入れたくなる作品なんですが（自衛隊はなぜ出動しない？とか、初登場の鉄人はどうやって東京に来れたのか？とか、鉄人を再制作した期間は２週間以内なのか？とか、ラストの鉄人は確実に○爆してる・・・などなど）、正太郎くんが決断し特訓するところとか、操縦する正太郎くんを応援する人のところなんか泣けましたね・・・私は。
刺激の強い特撮・アニメを好きな方には物足りないでしょうが、小さい子供を連れて見に行くにはとってもいい作品だと思いますね。

最後に、ニッポンの職人さんが作った機械はそんじょそこらでは壊れない！

（「進む」って漢字が読めないくらいの子供が、どうして鉄人２８号のテーマ曲を唄えるの？）

オオカミの誘惑

韓国のインターネット小説が原作で、韓流のイケメン２人が主役らしい・・・しかし私はイケメンには全く興味がないので主役の女の子ばかり見てましたよ＾＾；
ソウルに越してきた女の子がライバル同志の２人のイケメンから好かれる・・・ただ１人のほうは何か謎があるらしい・・・。なんていうあらすじですが、そんなことよりもこの女の子役のイ・チョンアがいいねぇ（石原さとみを野暮ったくしたような・・・デビュー当時の富田靖子ような・・・感じ）、この子を見てるだけで楽しかったわ＾＾。ただ後半は話の流れ上泣くシーンが多かったのは残念！でも韓国の純愛ストーリーってのは主役級が死ぬのが多いね・・・すべてハッピーエンドっていう映画ってないのかね・・・。

（それとちょっと気になったのだけど、韓国ではバイクに乗るときノーヘルでいけるのね・・・）

トイレ貸して

お昼頃、職場のお客様ルームに５～６０代の女性が「トイレを貸してもらえませんか？」とやってきました。だけどうちの職場にはお客様用のトイレはありません。また一応金融機関ということもあり、中のトイレは貸してませんので、「申しわけありせんが・・・」ということでお断りしました。するとこの方「最近は変わってきていて、どこどこではトイレ貸してくれて、他にも貸してくれるところも多くなりましたよ、そういう点を改善してくれるよう所長さんにも言っておいて・・・」と約４分くらい文句を言って帰っていきました・・・・・ってあなたトイレ我慢してたんじゃなかったの？？？文句言う時間があれば近くのコンビニにでも行けばいいのに・・・大阪市内なんだからコンビニやスーパーやパチンコ店などは結構あるのに、わざわざ金融機関でトイレを借りなくてもとは思うけど・・・。

桂文枝

上方落語界の重鎮、桂文枝師匠がお亡くなりになりました。わたしにとっては小文枝の名前の方がしっくりくるのですが・・・鳴り物を使った話がとっても好きでした。昨年９月に桂文鹿襲名披露で初めて生の文枝師匠を見ることができたのはラッキーだたんですかね・・・。

でも、芸能ニュースじゃ正蔵のお練りしかやらんのだろうなぁ・・・まあ、文枝師匠の偉大さがわからん東京もんの人らにコメントを出されても仕方ないけど・・・。

カナリア

カルト教団から保護された１２歳のこどもが、妹を祖父のところから取り戻すため施設を抜け出し偶然知り合った女の子と一緒に旅をする・・・‘自分’を取り戻すためそして再生するため・・・てな話です。正直、話の中身が濃すぎて感動なんかできません・・・こんな子供を作ってしまった、教団や大人や社会を思うと淋しくなってしまいます。
監督の塩田明彦作品は「害虫」と「黄泉がえり」しか見てないんですが、とくに「害虫」のラストはとっても胸糞の悪いものだったので（でもね、これって決して否定的なものじゃなくて、あの作品はこの終わり方でよかったんですけどね・・・）、今回もそんな終わり方になるのか？と思ってたんですけど、まだ未来がありましたね・・・でも長くは続かないでしょうけど・・・。
あと、女の子が唄う「銀色の道」が効果的に流れるのですが、エンディングもこの唄にして欲しかったですね・・・できれば雨のシーンとエンディングの曲は入れ替えたほうが私はよかったと思うんですけどね・・・。

谷村美月の次回作はすぐに作ってほしい。