東日本大震災から数年後、長島県で大地震がおこり、津波と原発事故が・・・。警戒区域を外れた酪農家の一家・・・若夫婦は離れた所に避難するも、老夫婦は家に残る。ぎりぎり警戒区域になった一家の恋人たちは、彼女の両親を捜しに津波被害の町へ・・・。
園子温監督が福島に影響を受けて作った作品。3組の男女(家族)の物語・・・園監督の地道に取材したからこその作品でしょう、今の福島の現状を考えればこういう作品を作る監督が出てくるのは納得出来るんだけど、必要以上に放射能に過敏になってはいないでしょうか?「いや、これくらい怖いもんなんだよ」って現地の人に言われてしまえば反論は出来ないんですけどね・・・。それと、ラスト・・・正直気に入らない、これじゃ逃げになってしまいませんか?まだ、両親を捜す男女の「一歩、一歩」の方が納得いくわ。
でもね、こういう作品を作るのはとても勇気のいることだけど、一石を投じるには一番判りやすい方法でしょうね・・・ネットで騒いでるだけのヤツらや東京で多く集まっているデモに参加するだけのヤツよりは、正しいメッセージの発信方法だと思いますよ。
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