昭和43年12月10日・・・三億円事件の実行犯は女子高生だった。
家にも学校にも居場所がない‘みすず’はある日、生き別れになっている兄から貰ったマッチに書いてあったジャズ喫茶へ・・・そこで兄の友達の東大生‘岸’と出会う。
60年安保闘争が盛んだった頃の、みすずと岸の出会いから別れの中でどうしてこの2人が事件を起こすことになったのかということを描いているのですが、宮崎あおいの表情が凄い!出会う前・恋をした・好きな人から頼まれた・でも不安になった・事件後のつかの間の楽しい時間・そして別れたあとの喪失感・・・それぞれの場面でしっかりと表情が違ってるんですね・・・さすが天才・宮崎あおい!
仲間たちのその後を見ると悲しい物語なんだけど、ラストのスーツ姿で歩くみすずには何か明るいものが見えた気がしたのは・・・私の感想だね・・・。
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