高杉良の同名小説の映画化。昭和38年に起こった『飯塚事件』を題材に国税庁などの不当な弾圧に耐えながら、無実を証明していった男の物語。
最近ではCMでしかお目にかかれなかった滝田栄の熱演がいいです。実際の事件が2年ちょっとで終結しちゃうし(裁判が終わるまでは8年かかるのですが・・・)、飯塚氏が表立って動いたということでもないので物語の終わりはドラマチックなものではないんですけどね、ベテランの役者陣がしっかりとした仕事しているので、見ごたえはあります。
この事件がきっかけ?で『TKC全国会』が出来たのね・・・。
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