不能犯

最近の松坂桃李は悪役が似合うね・・・。でも、これじゃ仕事人みたいになってるよなぁ・・・。結局、頼む方も死んじゃうじゃねぇ・・・。

沢尻はやっと復活したような気がする・・・もっと無敵のキャラでもいいかな・・・。間宮くんの怪しさが最初から見えていたんでこの展開でも驚かないけどね・・・稔侍さんの話が一番意外だったわ。

風の色

彼女が死んだと聞かされた東京のタカシと、彼女の前で姿を消した北海道のリュウ・・・2人のマジシャンとその彼女のラブストーリー。

古川君にはキスが似合う・・・。ちょっとややこしいこの話の内容が見えてきたときに、面白くなってきた。車と電車の別れで終わっても面白いかな？とも思ったけど、やっぱり最後は脱出マジックなんですね・・・。謎を知ってる竹中直人がちょっとやかましいかな・・・でも彼女役の藤井武美は良かった。

花筐/HANAGATAMI

昭和12年、唐津での学生たちの物語・・・これから戦争に向かう時代に命と向き合う青年たち。

ここ数作続いている戦争に対する大林監督の考えがよくわかる作品です。最初の方は映像の感じから昔のATG作品みたいだなと思って観ていたけど、途中からこれは「HOUSE」なじゃないかと・・・先日の大林監督の舞台挨拶で話をされていたのですけど・・・HOUSEと精神は同じだよね・・・。

矢作穂香と門脇麦・・・もうすっかり大林組の女優ですね・・・山崎紘奈もいいですしね・・・それと、ラスト近くのピーターと白石加代子のシーンは何とも言えない迫力があったなぁ・・・もちろんその後の根岸さんも・・・。

で、今の時代こんな映像を撮ることができる数少ない監督ですから、まだまだ作品を作って欲しいなあ。