水田監督、クドカン脚本、阿部サダヲ主演の3本目です・・・架空の職業「謝罪師」をめぐるストーリー。
各エピソードがそれぞれ繋がっていて、最後に大団円を迎えるというクドカンお得意のストーリーですんで、最後はそれなりに良かったりするんですが・・・何かもうひとつ決め手に欠けるというかなんというか・・・。
「あまちゃん」の脚本が素晴しかっただけに、クドカンに過剰な期待をしてしまったからなんだろうか？
ヤクザの組長が自分の娘を主演にした映画を撮ろうとしたがゆえに起こる一夜の出来事・・・。
いいぞ！みんな狂ってていいぞ！監督だけじゃなく出演者が狂ってて気持ちがいいぞ！主演の國村さん、堤さん、星野源、それに長谷川くんがこんなに狂った役をやるなんて、それに二階堂ふみが格好いいぞ！でもそれ以上に園子音監督の映画愛が一番狂ってるもんなぁ・・・。
これだけ血が吹き出ても、死人が多く出ても、これは立派にコメディだからね・・・絶対日本の評論家筋じゃ評価されんだろうけどね・・・。
