山の中なのに「シーサイド」を名付けられたモーテルの４つの部屋に訳ありの男女の騙しあいが始まる・・・。
設定は面白いのに、一部屋一部屋のエピソードが少ししかリンクしてなくて、最後に全部が繋がってたくらいのオチがあればよかったのに・・・なにか中途半端な感じがします。それに各エピソードの内容が重たくて、疾走感がないのも残念・・・もっと軽い感じでも良かったのに。
役者陣は充分面白いのに・・・脚本か演出の問題なんだろう（・・・まさか、プロデューサーの１人から注文が多かったってなことはないよね？）。
元号が平成になった頃、ある市民病院に１人の先生が赴任してきた・・・。
まぁ２０年以上の前の出来事を看護師の息子が振り返っていくという手法ではありますが、肝臓移植という問題を提起しております。原作の長さを考えるとほんの一部のエピソードなんでしょうけど、なかなか見応えのある医療ドラマでした。（ただ、それが良かったのかどうか？は、ちょっと出来過ぎの感じはありますけど・・・）
夏川結衣、余貴美子、中越典子と演技がしっかりしてる女優陣がいい仕事をしています。
