妻を亡くした後、アパートに移り住んだ元校長の老人。そしてその隣に住む虐待を受けている5歳(くらい?)の少女が、2人で逃避行を始める。その旅の行方はどうなっていくのか?
とっても良い映画です。緒方拳さんが素晴らしい!見事に立派にしたいながらも陰のある老人を見事に演じています。そして高岡早紀は虐待する母親を実にいやらしく、そして悲しく演じています。最後に少女役の杉浦花菜ちゃん・・・もちろん演技なんだけど、そう思えないくらいです。ラストの緒方さんを慰めながら抱き合うところなんかは、涙がとまりませんでした。私の中では今年の主演女優候補です^^。
奥田瑛二監督は、素晴らしい作品をつくりました・・・俳優のときよりもいい仕事をしていると思う。