XPのため、太陽の光を浴びれない薫は、毎夜駅前でストリートライブをやっている。そんな彼女がサーフボードをバイクにのせている男のコを見かけ、気になりだした・・・。
まず主役のYUIが素晴らしい!彼女はミュージシャンだから演技が上手いわけではないが、この作品は彼女しか出来ない・・・そう思わせる何かがある。もちろん脇を固める塚本武史(・・・高校生には見えないんだけど^^;)・岸谷五朗・麻木久仁子・通山愛理も役柄にあった演技で良かった・・・。
確かに難病物だからお涙頂戴的な話になっているんだろうけど、薫の歌う姿がとっても良かったので、物語の途中あたりから涙が止まらなくなりました。そして笑顔がとってもよかったんですよ(・・・変な顔も良かったけど^^)、そして海岸のシーン・・・岸谷さんのセリフからはもう堪らないものがありました。これは是非みていただきたい作品です。
P.S.隣で見ていた10代の女のコ・・・ここまで泣くかというくらいの大号泣でした。
7月から、TVドラマ版がありますが、とっても心配です・・・おそらくこれほど感動することは出来ないでしょうから・・・『1リットルの涙』の二の舞になりそうです(『1リットルの涙』は映画の方が断然良かったですから・・・)。