日本女子大学最短距離勉強法(1)

3月に入って、来年度の受験勉強を開始した人や、
運悪く受験に失敗し、来年度に再起をかけている
人など沢山いると思います。
今回、日本女子大学の対策を行うことにしました。
この大学の管理栄養士科は、
私大の管理栄養士科の中で最もレベルが高い大学です。

今月に入ってから、この学部についての
質問電話が2度あったので、紹介することにしました。
前回、この大学の対策のお話をしてから、
既に5年が経ったので、改めて詳しくお話しさせて頂きます。
今回は、日本女子大学全学部のお話をあえてさせて頂きたいと思います。

英語(1)
まず、出題形式についてお話しすると、
人間社会学部と他の学部とで、形式が分かれています。
人間社会学部は、ほぼ毎年3題の出題が定番となっておりますが、
他の学部は、4題から6題の出題となっています。
ただ、来年度の受験を考えると、
その他の学部は、4題の出題となると思われます。

次に、出題形式の中身をみていくと、
英文和訳と英作文が記述式であり、
その他は全てマークシート方式になっています。
試験時間は、全学部とも90分です。

次に、出題内容を詳しくみてみると、
英文読解力が全体の半分以上を占め、
これが合格への鍵となる部分です。

次いで、私大では珍しい記述式の英作文が、
出題されています。
ただ、この英作文は、内容的にはそれほど
難しくはありませんが、
最も差がつく部分ではないかと思われます。
次に、文法・語いの問題ですが、
これは基本的な問題であるため、
ここで点数を落とすことは、致命的になります。

難易度について、お話します。
長文読解問題は、標準的な問題といえます。
学部によって、多少の差はありますが、
設問形式は、ほとんど同じ問題なので、
全学部の英文を学習することによって、
傾向が自分のものになると思います。
文法・語い問題の難易度は、基本的であり、
必ず全問正解を目指して下さい。
英作文に関して、過去10年分の問題を
分析して解ったことは、基本的な構文問題が
主流となっているため、ここでしっかり差をつけるようにして下さい。