コロッケ先生の合格術

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受験の選択科目(2)

2007-09-16 08:25:43 | コロッケ先生の受験日記
受験の選択科目(2)

○私大文系で、地歴の変わりに数学を選択できる場合は、
数学で受験した方が断然有利です。
というのは、私大文系の数学は、非常に簡単だからです。
明青立法中クラスの大学の数学の試験範囲は、非常に狭く、
世界史にかかる時間の50%もあれば、高得点を取れるようになります
(満点も可能である)。
したがって、もし、数学がイヤでなければ、
数学で受験することをおすすめします。

○次に、国語についてですが、現代文は勉強した時間のわりに、
成績が上がりにくいとよく言われています。
しかし、現代文の読解に頭の良さや、センスはまったく必要ありません。

まず、最初に問題文を要約する作業をします。
これには、朝日新聞の天声人語や社説を要約すると良いと思います。
ただ、ここで注意してほしいのは、読むだけではダメです。
必ずわからない言葉は、一つ一つ辞書で調べ、
文章を理解し、要約する作業をしてください。
国語辞典は、『国語重要語辞典』(清水書院)を使用すると良いと思います。
そして、できれば、学校の国語の先生に添削してもらうことをおすすめします。
三ヶ月もすると、受験現代文の読解ができるようになっていると思います。

以前紹介した受験日記に登場したMSくんの場合には、
小学校4年生用の応用自在の国語を使用し、マンツーマンで
要約の仕方を勉強し、そののち朝日新聞の天声人語と社説
を三ヶ月要約の仕方を勉強した結果、受験現代文を読解できるようになりました。
この作業は、とても大変な作業ですが、
根気よく三ヶ月もおこなえば、必ず現代文読解の基盤を築くことができます。


ここまできたら、記号読解を解説した現代文の参考書を使い、
読解の方法論を学んでいきます。次に、選択肢問題の対策ですが、
実は選択肢には、大学によって選択肢の作り方のクセがあります。
そのクセを知ることによって、私大であれば、
50%~80%くらいは、本文を読まなくても解ける問題が存在します。
したがって、読解の方法論を確立し、選択肢のクセをしっかり研究すれば、
安定した高得点をはじき出すことができます。
現代文は、半年も正しい勉強方法をすれば、誰でも得意科目になります。

人間の可能性というものは不思議なもので、
自分は頭が悪いと決めつけると、
本当に頭が働かなくなってしまう。
「自分の頭脳は、ほとんど使っていない。眠っている。
だから努力すれば、いくらでも自分はできるんだ」
と確信することが大切です。
頑張れ!! 受験生!!

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