コロッケ先生の合格術

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10ヶ月で偏差値20アップの勉強法(2)

2013-03-15 01:46:26 | (12)体験談
偏差値33から10か月で創価大学文学部、
経営学部に合格したSKくんのお話をします。

彼に最初に会ったのは、昨年の3月26日のことでした。
彼の英語の学力は、中学2年生レベルだったので、
中学2年の過去形の講義から開始しました。
中学2、3年の英語の講義を40日で終了させました。
この時重視したのは、講義をしていて出てくる
英文1054個を40日で暗記したことです。
合計7回転のテストを行った結果、完全に制覇することが出来ました。

これと同時に、「中学英単語1800」を使用し、
高校受験で必要な英単語の完全制覇を行っていきました。
続いて英文法入門を開始しました。
英文法入門は、レベル的には日東駒専レベルまで対応できる文法の講義です。
この講義は、約1600の例文を使って英文法の基礎を学ぶ講義ですが、
私の場合、文法は必ず英文ごと覚えさせる方法をとっています。
SKくんは、この講義をわずか2ヶ月足らずでものにしたのです。

次に、「正攻の英単語」と「正攻の英熟語」の暗記をしていきました。
毎日、英単語は20個、英熟語は10個、例文と共に暗記し試験が待っていました。
これと同時に開始したのが、英語の構文354個の講義と暗記です。
これも例文ごと毎回テストが行われました。
英語構文の学習もわずか45日で完全制覇したのです。

いよいよ一番のヤマである英文読解に突入することになりました。
1行から10行までの短い英文を126用意し、
図解を使い丁寧に講義していきました。
この時とても大切なことは、一英文30回以上の音読をし、
英文を見たらスーッと日本語が出てくるまで鍛え上げることです。

次に、精読用の英文150を用意し、
これも同じように講義し、音読をしていきました。
最後にまとめとして、英文解釈のテクニックと
盲点を29問の問題を使って解説していったのです。
こうして、12月の最終模試で彼の英語の偏差値は、58まで到達していました。
実に、25の偏差値を伸ばしたことになります。

この他、国語と日本史についても
同様の訓練を徹底的に繰り返し、本校のレベルを超えていたのです。

彼が合格した後、私に言ったのは、
「自分は英語の先生になりたい」ということでした。
高校で英語を教える先生になることを聞いた私は、
あれほど苦手だった英語を自分の仕事にしたい
という所まできたことに、とても喜びを感じました。

実は、彼は前年度に私の塾から
早稲田大学教育学部英語科に合格したTKくんの弟です。
兄弟揃って合格したわけですが、
お兄さんの方も偏差値30台から奇跡の合格を果たした人です。
兄弟揃って本当に素直で根性のある人たちでした。

人生は、劇的に変えられることを知って下さい。
受験は、夢と現実の差を一年間で埋めていく作業です。
どうか皆さんも夢に向かって頑張ってください。

ただいま、入塾相談を行っています。
対象は、中学生、高校生、高卒生です。
詳しくは、こちらをご覧ください。

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