コロッケ先生の合格術

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難関大学合格者に共通する条件(6)

2008-07-12 09:41:20 | 難関大学合格者の条件
五番目の条件は、『感謝』である。

難関大学合格者に対するアンケートの中で、両親、兄弟、家族、友人あるいは、
予備校や塾の先生などへの感謝の気持ちがある人が圧倒的に多かった。

受験勉強を続けていくうちには、人から有形無形のお世話を受けているはずだし、
迷惑をかけている場合もある。難関大学合格者は、自分ひとりで、
難関に立ち向かっているのではないということを知っているのである。
すなわち、「自分は周りの人に支えられていて、受験勉強をしている」
という感謝の気持ちがあるのである。

一方、大多数の受験生は、感謝の気持ちがあまりなかったのです。
前回(5)で、お話した「楽観」は、この感謝と大いに関係があるのです。
悲観的な気持ちを、即、楽観的な気持ちに転化することは、
一般的にはかなり難しいこととされていますが、
その難しいことを、容易に行う方法があります。
それは、「感謝」の気持ちを声に出していうことです。

やり方は、簡単です。
「お父さん、ありがとうございます」
「お母さん、ありがとうございます」と自分のお世話になっている人の下に、
「ありがとうございます」と入れて、声に出して言うのです。
実際、心から感謝の気持ちがわいてきて、
それが、自然に感謝の表現となったというものでなくても良いのです。
すなわち、それは人工的な表現でいいのです。
時には、自分の感情を偽ってさえいる感謝でもいいのです。
とにかく、声を出して言うのです。それを実行するにしたがって、
だんだん本当の感謝に変わっていくのです。
本当に感謝ができると、不思議なほど楽観的な人間へと変わっていきます。
私の知る限り、悲観的な気持ちを楽観的な気持ちに変えることができる
最短の道は、感謝の気持ちを持つことです。

ぜひ、受験生の皆さんも、お風呂に入っている時などの、
少し空いた時間に実行してみてください。

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