台湾の観光地でお薦めは?台湾の人に聞いてみると、夏場は太平山がいいよ!というお答えが多かったので、行ってきました、宜蘭縣の山、太平山へ!
バイクで7丙線を更に西へ進み、土場から太平山公路に入ります。ここからは「太平山森林遊楽区」となり、入山料が要ります(大人一人200元)。 この辺りは川沿いに砂地が広がっているためか、スイカを作っている光景が見られます。ゴロゴロ転がってる黄緑色の丸いものは、みんなスイカさんで~す。
土場には昔使われていた機関車が展示されていました。以前、土場と羅東を結んでいた木材運搬列車だそうです。
30年ほど前にこの列車は廃止されたようです。
当時の列車の様子が写真で残されていました。
土場から太平山まで22㎞の道のりを続けて駆け上がります。蝉時雨の中バイクを走らせていくと、涼しい風が吹き抜け寒いくらい。山から降り注ぐヒグラシの鳴き声が、ちょうどカーブを曲がるところで微妙に音がはね返って乱射的な音響効果がありました。山道をくねくね上りだんだん海抜が上がっていくと、霧が山を包み、白いモヤの中を突き進むことに。雲の中を漂っているような感じです。こういう所に仙人が住んでいるんだろうな、と思わせるような神秘的な山霧でした。
太平山公路沿いには巨木も見られます。写真は「白嶺巨木」という名のついた木。霧に煙ってなんとも神秘的です。
太平山まであともう少し!美晴山の懐古歩道には木材運搬用トロッコの線路跡が残っていました。
台湾の人がいいよと言うだけあって、太平山は自然の宝庫!なんと夏なのにもみじが赤く色づいていました。
原始森林公園の歩道沿いにはヒノキがそびえ立っていたり、樹齢千年という台湾ツツジの木がコケにまみれぐにゃっと曲がりながらも枝を伸ばしていて、迫力がありました。
太平山の呼び物はポンポン列車という70年代に活躍していた木材運搬用のトロッコ。これにも乗りたかったのですが、この日の切符は早くも売り切れ。太平山管理局の人の話によると、
「ポンポン列車は一日9往復しかないんだよ。1回につき200人乗れるから一日に1800人しか乗れないわけだけど、今日は6000人お客さんが来ているからねェ。」
え!!6000人!!道理で観光バスが多いと思った・・・しかしこんなに大勢太平山に人が来ているなんて(自分もその一人なんだけど)驚きました。
夏休みで、土日ともなると人がどどっと太平山に押し寄せますので、ポンポン列車に乗りたい方は要チェック!事前に予約状況を確かめてくださいね~。
運良くポンポン列車に乗れた皆さんは大喜びで出発していきました。いいなあ。
ポンポン列車についてはこちらをどうぞ。 全長3キロ、乗車時間20分、太平山が一望できる列車の旅を是非!
http://tps.forest.gov.tw/scenic6.html
注意:夏休みの土日などは非常に混みあいますので、予約を入れた方がいいようです。 また、HPでは1日8本運行となってますが、私が行ったときは午前5:30発のもあり、1日9本運行しています。
夕方近くまで太平山を彷徨いましたが、遅くなると雨が降るかもしれないので急いで下山。また22㎞の道のりを里まで下っていきました。山の景色を満喫した太平山バイク旅でした。
すごく喜ぶと思いました。
やっぱり・・・宜蘭に呼ばれている気が・・・
いっそのこと、ももママさんのルートをたどるって言うのもいいな。
もう一度おさらいして見ます。
早くしないと、台湾の夏も終わっちゃうものねー。
気候のよい秋の方が夏に行くよりもいいかもしれませんね。
興味があれば、是非太平山へどうぞ!