台東縣北部の海岸沿いに不思議な岩山があります。八仙洞っていうんだそうですが、いったいどういう所??
曲がりくねった樹木やぽっかり口をあけた岩の穴があります。
洞穴の前には神様の像がずらっと居並び、なんだか不思議な雰囲気が漂います。
削ってできた穴のようですが、自然にできたものだそうです。海の波で削られたというのですから、すごいですね。穴の奥には何かありますねえ。
どうやら神様が祀られているようです。金色のご尊体が何体か見えますね。
神様が並ぶ祭壇の後ろに回ってみると、そこにも神様がいらっしゃいました。後ろの岩壁からは管が延びていて、そこから水が流れ出ていました。ここを訪れた人は皆さん、この水を掬っています。
すぐ側に紙コップが用意してあって、皆さんこれに水を受け、ありがたくいただくのです。
洞穴の両側にも神様が鎮座。金ぴかのタイの神様のようです。
こちらの像は和尚様。有名なお坊さんでしょうか。托鉢用の器目がけてコインを投げた跡があります。
洞穴の中から外を見ると、穴の大きさが実感できます。あれ、この穴の形、台湾の島みたい!!
八仙洞の岩山には大小いくつかの洞穴があります。昔々の大昔、台湾に文明ができた頃、人がこの穴に住んでいたのだそうです。いわゆる長濱文化と言われる時代です。というわけで、ここはただ神様の楽園というだけでなく、文化遺跡でもあるのです。
かつて人が住んだ洞穴には、神様が祀られている所もあります。
なんとも立派な祭壇です。
この岩山、かなり高く、遊歩道の階段を使って上のほうへ上れます。上のほうにも洞穴がいくつかありました。
一番てっぺんの洞穴にはやはり神様が祀られていました。
岩山の上のほうから海を臨むと、こんな景色が見られます。わ~お、絶景!
比較的浅い穴もあります。
こんな所でも、昔は人が住んでいたんですねえ。
八仙洞:台東からなら、鼎東客運海線のバス8101、8102、8105、8119番に乗り、仙洞入口駅で下車。
また花蓮からなら、花蓮客運のバス1127、1145番に乗り、八仙洞駅で下車,台11線を南に向かって約350メートルほど歩くと八仙洞の入口に着きます。
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