ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

腐っても「京兆尹」

2007-06-01 16:27:07 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 今回は北京宮廷式レストラン「京兆尹」をご紹介します!老舗の風格漂う雰囲気のあるお店です。

           

 昼下がりに友達と一緒にランチ&アフタヌーンティーと洒落込みました。アフタヌーンティーといっても、「京兆尹」は北京風レストランなので、中華式アフタヌーンティーです。店内は中国宮廷風の装飾を施しているので、ちょっと独特な感じがします。

      

 私は最初に清宮涼麺というゴマだれのかかった冷麺を食べましたが、お味はイマイチ。やっぱり噂通り、このお店では食事よりアフタヌーンティーのメニューのほうが良いみたいです。

      

 友人が最初に頼んだのは桑ジュースと蓮蓉捲糕。ゴマでコーティングした柔らかいお餅の中に蓮の実のあんこが入っているおいしいお菓子でした。

      

 次に勢いに乗って注文したのは上の写真のもの。左奥のヨウカンっぽいのは豌豆黄というお菓子。ヨウカンよりも口溶けがよく、甘さも控えめでお茶のお供にぴったり。
 その右側は桂花涼糕と言うお菓子。ご飯粒の形がまだ残るお餅でアズキのあんこを巻いたもので、上に黒蜜がかけてありました。ほどよい甘さで、しつこくないのがよかったです。
 その下の、白い陶器の壺に入っているのがミルクプリン。中にアーモンドスライスも入っていました。これはなかなかおいしかったですよ。このプリンの容器には仕掛けがあって、プリンのカップの下にドライアイスを少し入れてあるようですね。だからテーブルに登場するとき、微かにカップと陶器の隙間からスモークがふわあ~っと吹き出ます。ちょっとした宮廷風の演出なのかな?
 右の黄色い蓋つき陶器には紫陽茶という中国茶が入っています。久々に飲む蓋椀茶です。

      

 台湾の人の話では、“「京兆尹」は経営者が変わったりして、お客さんが離れたり、また今ではたくさんのレストランやカフェができて、「京兆尹」が珍しくなくなった”とのことですが、日本人から見たら、このお店の雰囲気やインテリアはやはり中華的で、素敵です。さすがは老舗、もう珍しくなくなったとしても、腐っても鯛、いや、腐っても「京兆尹」だと思いました。

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2 コメント

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宮廷風・・・ (みっちゃん)
2007-06-01 19:30:21
へぇ~、入り口がすごいですね。
老舗の貫禄っていう感じが漂ってます…。

ガイドブックなどでよく見るお店だけれど、お食事よりアフタヌーンティね、よく覚えておきまーす。

「涼麺」の季節ですね♪
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アフタヌーンティなら (ももママ)
2007-06-02 15:26:47
アフタヌーンティなら、このお店お勧めしますよ。
だけど、「涼麺」は・・・・・
そこら辺の市場で売っている涼麺のほうがずっとおいしかったです。
なので、ご飯目的では×かも・・・です。
反対にアフタヌーンティーで選べるお菓子はなかなかよかったですよ。
特にミルクプリン!!

店内の雰囲気もいいです。
チャイナチックで!
圓山大飯店みたいな感じですよ。
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