宜蘭縣頭城鎮にある大溪の漁港へ行ってきました!
くわえタバコの漁師さんが、取れたての魚が入った籠を陸に揚げるところ。ああ、鳥羽一郎の世界だわ。こういうのが男の中の男でしょうか。
今日の収穫を全体的に水洗いしている漁師さん。今日は大漁ですか?
ここは漁港ですから魚市場もたくさん!!訪れた日は雨まじりの風が強い日だったので、お客さんなんか少ないだろうと思っていたのですが、いやいやどうしてどうして。お客で溢れ、魚で溢れ、磯の香に溢れ、「ジャッコーマイ(食べてって)!」というかけ声に溢れ、港はものすごい活気!
小さなイカを売るお店も多かったです。水揚げしてゆがいたものがどっさり売られていました。店員さんのかけ声も凄かったです!
おおおお!太刀魚だ~。数多く並んでいると美しく見えますね。太刀魚の右側にあるのはミルクフィッシュ(上)とボラ(下)。
鯛だの、マナガツオだの、甘鯛だの・・・。籠に一盛りが安いんです。台北市で買うよりも格段に安いのが嬉しいですね。
伊勢エビとか、セミエビとか、カニとか、高級食材が~!おいしそうだ~!!
赤や黄色やピンクなど、南国のお魚たちが並びます。こういう所でとれたてピチピチ、活きのいい魚介類を見るのって、楽しいものです。
市場ではずいぶんお魚を買ってしまいました。籠一盛りで100元(約350円)だから、ついつい
手が出ちゃうんですよね。気がついたら両手にどっさり魚の入った袋を持っていました。こりゃあ向こう1ヶ月は魚料理だわ~。
ここでは海の幸の「小吃」もその場で食べられます。これは地瓜蝦餅という小吃。桜エビとサツマイモのミックスフライです。甘くて香ばしくて、うーん好吃!
これは桜エビとニラ、またはキャベツを春巻きにして揚げたもの。サクッとしていて美味~!
白身魚を赤麹に漬け込んで味付けし、揚げたものです。お酒のアテなんかにもいいかも!
スープもあります。左側はちりめんじゃこがたくさん入ったとろみスープ。右側はイカのすり身が入ったとろみスープです。これもまた絶品!
カニ、ミニダコ、エビ、サツマイモ、じゃこなどのミックスフライです。九層塔(台湾ハーブ)がアクセントになっていて、これもいいお味!
この日は気温が低く、台湾にしては寒かったのですが、海の水は触ってみると生あたたかくてびっくり。やっぱり南国だなぁ。
活気溢れる港の様子を見たい!新鮮な海の幸を食したい!という方は是非とも大溪へどうぞ。
行き方:台鐵大溪駅下車、徒歩約500メートル。