伊勢沢に入ってみた。15年ぶりの谿である。
この谿は金山谷と並んで、裏丹沢では最も水量の豊かな岩魚の谿である。
沢屋さんにも人気の沢で、釣り人にはなんとも悩ましい谿である。
ちょうど2年前の夏のことである。伊勢沢の出合いで『さあ行くぞ』と準備をしていると、来たのですよ沢屋さんのパ-ティが。2組も。総勢11人のパ-ティに先行されては岩魚も怯えてしまって釣りどころではなく、谿にも入らずあえなく退散となった訳でありました。さあ今日こそは、、、、、。
午前7時、ゲ-トを通過する。
林道をしばらく行くとトンネルが二つ。
30分の林道歩きで『神の川』本流へのエントリ-、登山道を下る。
そして本流へ降り立つ。すでにフライマンが二人ロッドを振っている。腰を下ろしてしばらく話す。二人は良くここへ来ているようだが沢は怖いようで、今日も堰堤を越えて本流だけをやるとのこと。沢に入ることを告げて先行させてもらう。
本流との出合いで準備をしていると、またもや沢屋さんがやってきた。でも一人だ。彼は釣りもやるらしくポイントを荒らさないように遡行すると言ってくれた。その言葉を信じたい。奥深い谿にしては何ともおとなしい出合いの雰囲気である。
今回、もし沢屋さんのパ-ティが多ければ、いっそのこと沢登りに切り替えようとザイルもヘルメットも用意してきた。どうにでもしやがれの開き直りモ-ドであれば腹も立たない。
最初の二段の滝。
一段目を難なく越えると2段目の左側にはロ-プが掛けられている。
ロ-プは使わずに右側のシャワ-の中をよじることに決めた。
水しぶきを全身で浴びながらのシャワ-クライム、きゃっほっほ-。
この季節ならではの爽快感あふれる沢遊びになった。
滝上に立って釜を見下ろす。ちょっとこわ~。
そしてまた二段の滝。
滝の途中ではガマガエルがデ-トの真っ最中。『じゃますんなよな~』だってさ。
この滝も難なく超えて、滝上からの眺め。
ここまでに岩魚を2尾バラした。そろそろ岩魚に逢いたい。
#12のテレストリアルに素早いライズ。太いトルクは感じないが鋭い引きをみせる。ランディングしてみて成る程とうなずいた。7寸程度の型ではあるが、こんなに美しい岩魚は久しぶりである。魚体に比べて素晴らしく尾鰭が発達している。
そしてまた滝が現れる。
そしてまた落ち込み。こんな落ち込みがいくつも続く。
そして美しい岩魚。さっきの岩魚とは体色も模様も違う。でも綺麗だ。
またまた二段の滝。
シャワ-の中を遡行する。これが爽快な沢登りの魅力かな。
このポイントもいるやろ?
ホントに美しい岩魚である。
ここはどうじゃ?
どれも型は大きくはないがホントに美しい。急峻な溪に育まれた岩魚はこんなにも素晴らしくなるんだ。
のんびりし過ぎて、このペ-スだと尾根に這い上がるには時間が足りない。まだ3分の1も遡行していないが、素晴らしい岩魚との出逢いを充分に堪能したし。遡行も釣りもここで終了して岩の上で昼食としよう。沢の水を湧かしてインスタントラ-メンを作る。
先ずは冷たいビ-ルでしょ。今日は谿が険しいのでちっちゃいのでガマンしよっと。
黒霧島も沢の水で割って、一杯だけね。
ラ-メンの具にする薫玉を狙うバッタ?
追い払おうとすると羽を広げて本気でおこっていた。最後まで逃げずに薫玉の表面をなめていたっけ、何とも根性の座ったバッタだこと。
谿の中でたっぷりくつろいだら、暗くならないうちに帰りましょうね。
林道から深い谷底を見下ろす。今度は金山谷をやろうかな。
最後のトンネルをくぐると『あぁ無事に帰ってこられた』といつも安堵する。
久しぶりのシャワ-クライム、そして大きくはないが美しい岩魚との出逢い。
満足の一日であった。
今日の教訓。険しい谿に入るときは、お酒は慎みましょう。とても危険です。
伊勢沢の谿と美しい岩魚、ありがとね。
今度はもう少し大人の岩魚に逢わせてね。
この谿は金山谷と並んで、裏丹沢では最も水量の豊かな岩魚の谿である。
沢屋さんにも人気の沢で、釣り人にはなんとも悩ましい谿である。
ちょうど2年前の夏のことである。伊勢沢の出合いで『さあ行くぞ』と準備をしていると、来たのですよ沢屋さんのパ-ティが。2組も。総勢11人のパ-ティに先行されては岩魚も怯えてしまって釣りどころではなく、谿にも入らずあえなく退散となった訳でありました。さあ今日こそは、、、、、。
午前7時、ゲ-トを通過する。
林道をしばらく行くとトンネルが二つ。
30分の林道歩きで『神の川』本流へのエントリ-、登山道を下る。
そして本流へ降り立つ。すでにフライマンが二人ロッドを振っている。腰を下ろしてしばらく話す。二人は良くここへ来ているようだが沢は怖いようで、今日も堰堤を越えて本流だけをやるとのこと。沢に入ることを告げて先行させてもらう。
本流との出合いで準備をしていると、またもや沢屋さんがやってきた。でも一人だ。彼は釣りもやるらしくポイントを荒らさないように遡行すると言ってくれた。その言葉を信じたい。奥深い谿にしては何ともおとなしい出合いの雰囲気である。
今回、もし沢屋さんのパ-ティが多ければ、いっそのこと沢登りに切り替えようとザイルもヘルメットも用意してきた。どうにでもしやがれの開き直りモ-ドであれば腹も立たない。
最初の二段の滝。
一段目を難なく越えると2段目の左側にはロ-プが掛けられている。
ロ-プは使わずに右側のシャワ-の中をよじることに決めた。
水しぶきを全身で浴びながらのシャワ-クライム、きゃっほっほ-。
この季節ならではの爽快感あふれる沢遊びになった。
滝上に立って釜を見下ろす。ちょっとこわ~。
そしてまた二段の滝。
滝の途中ではガマガエルがデ-トの真っ最中。『じゃますんなよな~』だってさ。
この滝も難なく超えて、滝上からの眺め。
ここまでに岩魚を2尾バラした。そろそろ岩魚に逢いたい。
#12のテレストリアルに素早いライズ。太いトルクは感じないが鋭い引きをみせる。ランディングしてみて成る程とうなずいた。7寸程度の型ではあるが、こんなに美しい岩魚は久しぶりである。魚体に比べて素晴らしく尾鰭が発達している。
そしてまた滝が現れる。
そしてまた落ち込み。こんな落ち込みがいくつも続く。
そして美しい岩魚。さっきの岩魚とは体色も模様も違う。でも綺麗だ。
またまた二段の滝。
シャワ-の中を遡行する。これが爽快な沢登りの魅力かな。
このポイントもいるやろ?
ホントに美しい岩魚である。
ここはどうじゃ?
どれも型は大きくはないがホントに美しい。急峻な溪に育まれた岩魚はこんなにも素晴らしくなるんだ。
のんびりし過ぎて、このペ-スだと尾根に這い上がるには時間が足りない。まだ3分の1も遡行していないが、素晴らしい岩魚との出逢いを充分に堪能したし。遡行も釣りもここで終了して岩の上で昼食としよう。沢の水を湧かしてインスタントラ-メンを作る。
先ずは冷たいビ-ルでしょ。今日は谿が険しいのでちっちゃいのでガマンしよっと。
黒霧島も沢の水で割って、一杯だけね。
ラ-メンの具にする薫玉を狙うバッタ?
追い払おうとすると羽を広げて本気でおこっていた。最後まで逃げずに薫玉の表面をなめていたっけ、何とも根性の座ったバッタだこと。
谿の中でたっぷりくつろいだら、暗くならないうちに帰りましょうね。
林道から深い谷底を見下ろす。今度は金山谷をやろうかな。
最後のトンネルをくぐると『あぁ無事に帰ってこられた』といつも安堵する。
久しぶりのシャワ-クライム、そして大きくはないが美しい岩魚との出逢い。
満足の一日であった。
今日の教訓。険しい谿に入るときは、お酒は慎みましょう。とても危険です。
伊勢沢の谿と美しい岩魚、ありがとね。
今度はもう少し大人の岩魚に逢わせてね。
ヘルメットはいいですね。ちょっと釣り向きに見えないのはご愛嬌。
最近老眼のせいか目の前にある枝などで頭を突いたり目に刺さりそうになったりと怖い思いを何度もしているので、何か対策を考えているところです。
お怪我がなくて何よりです。(^^)
でも、打ち込める趣味があるのって羨ましいです。
危険も疲れも顧みず。。。逆にストレス解消になるんですね。
tooさんはMrロ-ガンなんですか?
老眼だと遠くが見えて釣りには好都合なんではないですか?
私は反対に、いま近眼状態です。
メガネがないと道も歩けないほどです。
さて、ヘルメットですがかぶっていると安心します。
もうかれこれ10年以上も本格的な沢登りから遠ざかっていますが、時々やりたくなるんですよ。
でも年も年ですから安全第一で行きたいと思います。
久しぶりに滝を登ったりしたものですから、足も痛いし肩もこっててつらいです。
きつい遊びをすると翌日の仕事に響く年齢になりましたので無理しないように気をつけようと思います。
やっぱりアップダウンのある沢は、深山幽谷の中に自分がただ一人でいいですね。
おまけに少々の渓魚。
さわやかな水の音、小鳥の囀り、木々の緑、たっぷりの-イオン、それにビール、酒肴はソーセージにもろきゅう?梅きゅう?ですかですかたまりませんね!
私なんか、水の流れが段差を落ちて来るとついついどこまでも奥へ行きたくなってしまいます。
ほどほどでブレーキをかけないと遠くなる帰り路につい後悔したりもします。だからウェストバッグには常に強力LEDライト持参です。
いい休日お疲れさんです。
行動範囲の広いhanさんなら、この沢入ったことあるのではないですか?
ここに良く入る高齢の釣り師さんは、毎年大岩魚を釣り上げているそうです。
私もhanさんと同じで、不安を抱えながらも奥へ奥へと入ってしまいます。
だからツェルトとシュラフカバ-は必携品になっています。
行動範囲の広いhanさんなら、この沢入ったことあるのではないですか?
ここに良く入る高齢の釣り師さんは、毎年大岩魚を釣り上げているそうです。
私もhanさんと同じで、不安を抱えながらも奥へ奥へと入ってしまいます。
だからツェルトとシュラフカバ-は必携品になっています。
行動範囲の広いhanさんなら、この沢入ったことあるのではないですか?
ここに良く入る高齢の釣り師さんは、毎年大岩魚を釣り上げているそうです。
私もhanさんと同じで、不安を抱えながらも奥へ奥へと入ってしまいます。
だからツェルトとシュラフカバ-は必携品になっています。