山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

2017年

2017-01-04 16:37:25 | 独り言
皆さま、明けましておめでとうございます。
暖かな日和の中、心穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年もまた仕事に遊びにと大いに人生を謳歌し喜び多い1年になりますよう心よりお祈り致します。

我が家は家族6人で年の初めを迎えました。




孫たちの成長する姿に目を細めながら過ごすお正月は格別でございます。
僕の古くなったザイルを電車に見立てて公園に向かいます。
運転席を取り合う兄弟げんかもまた微笑ましいものでございます。




さっきまで兄弟げんかをしていたのに、4歳の姉が2歳の弟を気遣う姿を見て兄弟っていいものだな~とつくづく思います。







さて僕は、この正月休みに2つの中低山を歩いてきました。
2日はふるさとの石砂山、4日の今日は朝一で道志の鳥の胸山。

今年は酉年にちなんで鳥の名の付いた山をいくつか登りたいと考えています。
牛奥ノ雁ケ腹摺山、鶏冠山、酉谷山などの中低山も勿論ですが

8月~9月の盛期には若き日に歩いた
常念山脈(燕岳~大天井岳~常念岳)の縦走
裏銀座(鷲羽岳~野口五郎岳~烏帽子岳)の縦走
それともう一つは西銀座、黒五の壮大なカ-ルをもう一度眺めてみたいと考えています。

探検家の角幡さんの本を読むと、探検し尽くされたこの地球上には
探検の対象となる未踏の地はすでに無くなってしまったとのことでした。
それでもなぜ探検家は探検を続けるのでしょうか?

僕は探検家でもなければ未踏の地に踏み込むほどの体力も精神力もすでに失せています。
それでもなお、あと一歩この先に踏み込んでみたい、もう少しこの先を見てみたい
そんな欲求を満たすために自分自身のほんの小さな内なる探検を続けていきたいと考えています。

65才になる今年は、亀のようにゆっくりと夢の山脈を歩き、鳥のように天空の世界を眺めたいと思います!


皆さんも、自分なりの内なる探検に踏み出してわくわくどきどきの1年となりますように!




コメント (32)
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