預金獲得へ競争激化

山口ファナンシャルグループは、傘化の山口銀行、北九州銀行
、もみじ銀行の３行の口座に他の金融機関から預け替えした場
合、金利が年率２．０％となる定期預金（満期６ヶ月）の取り
扱いを始めた。
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山口県内では西京銀行（周南市）が新規口座の開設と預金で最
大５万円をもらえるキャンペーンを行ったばかりで、預金獲得
競争が激化している。
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５００万円以上の預け替えが条件となる新商品で、金利０．２
２５％の現行の定期預金に１．７７５％を上乗せすることで約
９倍の高金利となる。申込みの期限や金額の条件はない。他行
の口座を解約する際は、無料で代行サービスも実施する。
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日本銀行の利上げによって企業への貸出金利が上がり融資の収
益性が高まっている。各自銀はその原資となる預金獲得に注力
しており、山口県内では西京銀行が１～２に、１００万円以上
の預金で５万円プレゼントする新規口座獲得キャンペーンを開
設し、１０万を超える口座開設があった。
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対象を山口県内在住者に限定したことから、山口銀行からの預
け替えが一定規模であったとみられる。県内ライバルでの競争
が激化しているが、山口ファナンシャルグループの担当者は「
西京銀行のキャンペーンの前から商品化の検討を進めていた」
としている。





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