２食主義

先月、右奥の歯ぐきが痛くなってなかなか治らなかった。
１日３回、１年３６５日、６０年間休むことなく食べることで酷使し
てきた歯も、少しは休ませてあげなくてはいけないのだろうか。
１日食事を抜き大方一旦治ったのだが、これだと瞬間的には良くなっ
ても同じことを繰り返す。還暦を過ぎたのだから１日朝・夜２回の
食事にして様子を見てみようと思った。
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２匹のサルに食事をとらせる実験で、１匹は満腹になるまで食べさせ
てもう１匹には３０％少なめに食事を与えた。
数年後満腹のサルは、あちこちの毛が抜け落ち、鼻水を垂らし肥満に
なり年老いてしまった。少なめに与えたサルは、均整のとれた体つき
で毛並みもよく若々しかった。
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２食にして一週間過ぎるとほぼ完璧に歯ぐきの痛みはなくなり、
そして体が軽くなったような気がしてきた。
今までだったら少し歩き過ぎたりすると、足の関節などが痛くなった
りしたのだがそれもなくなりつつある。
日本人は１日３食が常識になっているが、今の私は２食でもいいんじ
ゃないだろうか。いやむしろ２食の方が健康には良い。
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ということで２食主義を実践しだして昨日で１ヶ月が経つのだが、体
の節々に貯まった老廃物も完全に取れて痛みもなくなり、関節も柔ら
かくなった。その延長線に肩が回るようになったのだろう。
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朝６時半に朝食を取り、夕方７時に夕食をとりその間１２時間は歯と
胃腸を十分に休ませて新陳代謝を完璧にする。
昔の人は言った『腹八分目に病なし』 とね。

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