太陽光パネル再活用

太陽光パネルの再利用と再資源化に取り組む企業が増えた。
太陽光発電が急速に普及した結果、２０３０年代には耐用年数
を超えたパネルが大量に廃棄されると見込まれており、各社は
回収体制の整備や関連技術の開発に力を入れる。
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中国電力は昨年７月から、産業廃棄物の収集や処理を手がける
地元企業のこっこ－、スナダなどと連携し、太陽超えパネルの
リユースとリサイクルに取り組んでいる。これまで２１００枚
を超える使用済みパネルを回収し、このうち１５００枚をリユ
ース、残りはすべてリサイクルした。
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パネルの回収には、家庭や太陽光発電の事業者、取り外しにあ
たる解体業者らの理解を得る必要がある。広島県にも協力して
もらって周知している。回収後の処理は、こっこーの黒瀬リサ
イクルセンターでまず検査機のパネルの電圧などを調べ、まだ
発電が可能であればリユースに回す。
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使えなければ、解体装置でパネルのフレームや電線との接続部
などを外す。これらはアルミニウムや銅でできており、再び資
源として利用できる。残った発電部分からカラーガラスを外す
には細かい金属の粒をふきつけてガラスを粉砕する。その後、
盛り土や土壌改良といった用途に使われ再生している。
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リユースやリサイクルを事業として軌道に乗せるには、一定量
のパネルを安定して効率的に集める必要があり、法律による義
務化は大きな後押しになる。





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