ユニクロはプラスチックレジ袋を９月から紙袋に切り替える。
世界の約３５００のグループ店舗すべてが、２０２０年までに
プラ製をなくす。包装なども含めたプラスチックの量は、現在
の１５％程度まで減る見込みだ。外食産業が中心だった脱プラ
の取り組みは、アパレル業界にも広がり始めた。
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ユニクロのグループ企業が使うレジ袋は年間５億枚に上り、う
ち４億枚がプラ製だ。欧州など環境規制が厳しい地域では、す
でに紙製に切り替えているが、大半はプラ製のままだった。
日本を始め、１２カ国の地域で使っているプラスチック製レジ
袋を、９月以降再生紙などを使った紙袋に切り替えられる。
欧米や韓国など海外のユニクロでは、９月以降レジ袋を有料化
する。日本では２０２０年１月から１枚１０円で販売する。
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スリッパの包装をやめたり、機能性肌着「ヒートテック」の包
装を紙袋に切り替えるなど簡素化も進め、世界全店舗で使うプ
ラスチックの量を２０２０年までに現在の８５％に当たる約
７８００トン減らす。
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コンビニのミニストップは６月下旬から千葉県の２店舗でレジ
袋の有料化を始めた。客離れも懸念されたがエコバッグを持参
する客も増え、滑り出しは順調のようだ。
イオンはスーパーを中心に１７００店舗で、レジ袋の有料化に
しているがドラックストアなど２５００店まで拡大する。
すかいらーくは、７月から３０００店舗全てでプラ製ストロー
を廃止し、トウモロコシのストローへの切り替えを終えた。
地球環境を考えないメーカー、小売り業者などは、近い将来
浦島太郎と化し、この世から退場することになるだろう。
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