先日ある貸家でトイレの修理業者を待っていると。
１５人ほどの水兵さんたちが２列隊列をつくってやってきた。
先頭の水兵さんの横には一人の上官がいて、隊列を乱させまいと号令
をかけながら歩いているので一糸乱れることはない。
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貸家前に止めた私の自転車が、水兵さんたちの行進に邪魔になると思
ったが上官の号令で隊列を左側に移動して事なきを得た。
しかしこの水兵さんたちは何故だか一本のロープをもっていて、鼻の
下にたて２本ラインをつけている。ラインの色はだいたいが青っぽい
のだが中には白っぽいものあり微妙な色合いだ。
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ひとりひとりの顔を見ながら「おはよう」と声をかけると、大きな声
で「おはようございます」と返ってきた。
隊列の後ろには上官の手につながれたふたりの水兵さんもいた。
このふたりの鼻の下には、透明色の鼻水が垂れていて今にも落っこち
そうだがこれが落ちない。１才半ぐらいかな。
ロープ握って歩いている保育園児は２才から３才ぐらいだろうか。
冬の北っ風には負けるものかと青い鼻水も、透明の鼻水も落ちること
なく次第に固まりながら進行していく。
・
お母さんに甘えたい頃かもしれないが、お母さんの変わりに保母さん
たちのやさしさをいっぱい受けてすくすくと育っている。
孫たちももうすぐ保育園に行くようになるのだろうか。
あっという間に大きくなってしまいそうで、少し寂しい気もする。
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