先日メールを頂いた、女性のお客さんが来店されました。
今年の秋に結婚される彼氏を連れての来店でしたが、メールの問い合わ
せは『周南市の新築アパートのことで聞きたいことがある』。
しかし新築のアパートは8月の末に完成するので、まだ見られないと説
明すると、彼氏は『下松市の2DK~2LDKで、できるだけ安いアパ
ートはないか』になりました。
ホームページから2~3件該当するアパートを説明すると、彼氏はうなずきな
がら、彼女をチラチラと見ます。しかし彼女は、黙って反応をしません。
彼女は、私の説明にも無反応というよりも、少し憮然。
一通りの説明が終わると、彼女が一言「同じ家賃だったら新築がいい」。
そうだったのか、彼女の無反応の原因は新築にこだわっていたことでした。
新築物件は周南市のへんぴな処にあり、彼氏としたらあまり乗る気が
しないので他の物件を探したいようなのです。そのとき初めて、ふたり
の意見に食い違いがあることがわかりました。
ここは、彼女の『新築へのこだわり』を応援すべきと舵を切り替えました。
「場所は少しへんぴな所にあるが、車があれば買い物には不自由はない」。
「静かで自然な環境だから住むにはとてもいい」。「木造だが、最近は
音に対して改良されているので、10年前のアパートに比べてかなり良くなっ
た」。「設備は最新式だから、追焚き機能、乾燥機能も付いているし、シャワ
ートイレになっている」。「今だったら、好きな部屋が申し込める」・・・。
すると、彼氏も新築に対して理解を示しふたりで現地を見に行くことに。
彼女もようやく笑顔になってくれて、事務所を出ていきました。
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