ブログ 「ごまめの歯軋り」

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京都の仏像 海住山寺 「四天王立像・持国天」

2008年05月14日 | 京都案内
海住山寺 「四天王立像・持国天」 重要文化財

像高さ36cmの小さな四天王立像 鎌倉時代の木像で重要文化財 須彌檀の四隅に配置され、舎利を守護するといわれる。体は緑色に染まり、武人の衣裳は金と極彩色で繊細に描かれている。
海住山寺
海住山寺(かいじゅうせんじ)は、京都府木津川市加茂町にある真言宗智山派の仏教寺院。かつて恭仁京があった瓶原(みかのはら)を見下ろす三上山(海住山)中腹に位置する。 山号は補陀洛山(ふだらくさん)、本尊は十一面観音。
聖武天皇が盧舎那仏像(東大寺大仏)造立工事の無事を祈るために建てたものと伝わる。京都にある数少ない奈良時代の寺院である。当寺の創建事情については必ずしも明らかではないが、寺伝では天平7年(735年)、 聖武天皇の勅願により良弁(ろうべん、奈良東大寺の初代別当)を開山として藤尾山観音寺という寺号で開創したという。
国宝には五重塔 がある。鎌倉時代(1214年)裳階で高さ17.10mである。


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