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橡の木の下で

俳句と共に

草稿09/12

2009-09-12 05:45:22 | 一日一句
過りけり蝶とも見えずせせり蝶  亜紀子

秋の蝶ははらはらと日向を行く。
なかにせせり蝶は思いのほか力強く
よぎった一瞬は何事かとはっとするが、
片えの草むらに止まるのを見て合点する。


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