橡の木の下で

俳句と共に

草稿01/31

2022-01-31 10:38:21 | 一日一句
生き物の不思議の時計日脚伸ぶ  亜紀子

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草稿01/30

2022-01-30 09:06:19 | 一日一句
顔だして風に吹かるる寒牡丹  亜紀子

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草稿01/29

2022-01-29 12:50:00 | 一日一句
冬日向虫食ふ鵯のホバリング  亜紀子

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草稿01/28

2022-01-28 14:38:02 | 一日一句
けふ暮るる青饅うまきことのみに  亜紀子

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「希臘文字」令和4年「橡」2月号より

2022-01-27 16:06:28 | 俳句とエッセイ
希臘文字   亜紀子

歳歳にふるさと恋し雪ばんば
はあて舞ふことにふるさと思ふ日は
松に菰駱駝の父を思ひ出す
池の面の松葉紅葉に鯉の影
鶲来てラジオ体操膝も鳴く
ラジオ体操柞黄葉へ首まはし
伊吹より颪きびしき開戦日
クリスマス電飾に似て道普請
落葉掻きより始りぬ主日ミサ
天を指し降誕を待つ冬木の芽
疫の世の大聖堂の隙間風
はらからと聖樹飾りし日も遠く
夜明けたり冬嶺に似てビルの群
小晦日目さめてしるき時雨跡
双六のやうにたどるや希臘文字


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