草稿03/30 2010-03-30 10:08:02 | 一日一句 ブロンズの鴉舞ひ立つ花の苑 亜紀子 営巣期 鴉は時には青銅の哲人のようであり 時には抜け目のない小悪魔のようでもあり 脇目もふらず、ただひたすら
草稿03/29 2010-03-29 09:17:28 | 一日一句 鶴舞ふといふ名ゆかしき花の駅 蜜吸ひてちょきんと花を切る雀 亜紀子 この春本当に暖かくなるのは4月に入ってからという予報 入学式の頃が花の盛りになるだろうか
平成22年「橡」4月号より 2010-03-28 11:48:43 | 俳句とエッセイ 吹けばとぶ日月睦月尽きにける ぺら一枚暦めくりてきさらぎに 鬼やらふ雪雲低く押し流れ ローマにも雪降るニュース冴返る 末子にも背の丈越され日脚伸ぶ 亜紀子