橡の木の下で

俳句と共に

草稿01/31

2011-01-31 09:13:01 | 一日一句
うす雪を被て水仙の瞬かず  亜紀子

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草稿01/30

2011-01-30 11:54:34 | 一日一句

喉元に来し句の成らず寒の果

寒鯉の真黒き影に波立たず

亜紀子


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草稿01/29

2011-01-29 09:27:30 | 一日一句
よき声や寒も終をはりの軒雀  亜紀子

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草稿01/28

2011-01-28 10:51:35 | 一日一句

弓しぼる乙女らに霜くずれをり

かなしみを花咲くかてに桜老ゆ

亜紀子


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平成23年『橡』2月号より

2011-01-28 10:49:40 | 俳句とエッセイ

コンパス     亜紀子

 岸辺より秋の整ふ野鳥園

鷹匠の少年に似て乙女なる

麺麭焼きの軽羅一張十二月

冬星のコンパスまはる夜を歩く

生れしイエスの喜びは何寒昴


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