橡の木の下で

俳句と共に

草稿04/30

2017-04-30 09:36:47 | 一日一句

黄金週椋鳥の餌さがし余念なき  亜紀子


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草稿04/29

2017-04-29 10:16:10 | 一日一句

信じよと声あり紅きいばらの芽  亜紀子


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草稿04/28

2017-04-28 10:30:05 | 一日一句

忽と来てついと帰る子蝶うらら  亜紀子


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草稿04/27

2017-04-27 09:27:04 | 一日一句

芦の芽や鷭の櫂こぐ声のして

新緑や雨をよろこぶ池ひとつ

亜紀子

 


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「日差し」平成29年「橡」5月号より

2017-04-26 22:28:47 | 俳句とエッセイ

 日差し      亜紀子

 

春足踏みビルの狭間の猿田彦

梅咲いて老いに香煙朦朦と

青鷺の十字のよぎる春の月

芽吹きまへ小啄木鳥一羽の早鼓

夕焼け雲乗せて欅の芽吹きそむ

小箒や路地のさへづりそこかしこ

特設の棚にあふるる春野菜

安倍川が目処よ車窓に春の富士

ふるさとの春も辛夷に始まりし

恋すてふ鴉も詩人榛の花

盛大に音立ててをり芽出し雨

ちらちらとあおじつき来る梅林

ゲートボールルールないよと長閑なり

供花に来て虻も日差しをよろこびぬ

初蝶のやあこんにちはさやうなら

 

 

 

 

 


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