橡の木の下で

俳句と共に

草稿08/31

2015-08-31 08:43:21 | 日記

秋だねと告げにいつもの四十雀  亜紀子


草稿08/30

2015-08-30 08:37:23 | 日記

大楠の陰まだ濡れず秋の雨  亜紀子


草稿08/29

2015-08-29 09:47:06 | 日記

虫しぐれ虫籠にこもる心地せり  亜紀子


草稿08/28

2015-08-28 05:29:59 | 日記

蜻蛉の触れゆく田の面穂を孕む  亜紀子


「半夏雨」平成27年「橡」9月号より

2015-08-28 05:26:37 | 俳句とエッセイ

半夏雨   亜紀子


新しき墓濡らすなり半夏雨

長崎揚羽扇づかひに失せにけり

幣なして貴船の道の鴨足草

梅雨霧も京へと下る貴船川

貴船川水清ければ鮎棲まず

つちあけび一茎咲きて梅雨暗し

青鷺の眉の涼しきひとりぼち

地下鉄のちょん髷力士名古屋場所

蝉と湧く野球少年雨一過

就活も受験も無休蝉しぐれ

熊蝉の煮え湯を浴ぶる路のあり

蚊の毒にいささか慣れて草を引く

新保育士子らの夏風邪もらひたる

細長き実を結び初め西瓜なり

炎天やナゴヤドームのまろき腹