橡の木の下で

俳句と共に

草稿01/31

2015-01-31 09:25:32 | 日記

音をはづす恋のうた声猫鴉 亜紀子


草稿01/30

2015-01-30 20:12:16 | 日記

人溢れゐてかかはらず寒の星  亜紀子


草稿01/29

2015-01-29 06:00:39 | 日記

大波の上へ下へと眠る鴨  亜紀子


草稿01/28

2015-01-28 15:27:50 | 日記

夕凍みや欅形よく立ちてをり  亜紀子


「ゆく年」平成27年「橡」2月号より

2015-01-28 15:25:31 | 俳句とエッセイ

 ゆく年  亜紀子

 

落葉降りしきる歳末ジャンボくじ

将軍塚めぐる小径の霜ゆるぶ

外套に講の半袈裟しまひけり

睨めらるる寒さひとしほ青不動

霜晴れやはつか雲おく京五山

冬木の芽つばらに響く護摩太鼓

葛焼きの熱きが甘き新小豆

手も足も五体総身着ぶくるる

つとひらく心氷雨に目白きて

冬将軍小庭荒して征きにけり

うすうすと世を隔つかに薄氷

ひとり居て日がな古屋の隙間風

何を為すともなく暮れし柚湯かな

大年やふるさと遠く暮れにけり

ゆく年や時雨にぬれし月の道