橡の木の下で

俳句と共に

草稿07/31

2016-07-31 10:37:38 | 一日一句

天候不順何の栄ゆる飛蝗族  亜紀子


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草稿07/30

2016-07-30 09:39:52 | 一日一句

オクラの実一夜に育ち一果づつ  亜紀子


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草稿07/29

2016-07-29 09:13:01 | 一日一句

入口のあるとも見えず雀の巣  亜紀子


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草稿07/28

2016-07-28 10:00:06 | 一日一句

軒すずめ梅雨二番子に手篤かり  亜紀子


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「茅の輪」平成28年『橡』8月号より

2016-07-27 11:34:02 | 俳句とエッセイ

 茅の輪    亜紀子

 

 

大いなる一つ目青き茅の輪かな

ひた磨く梅雨の柱も足腰社

無造作に茅の輪の萱を手水端

取りませと形代置かる錘して

雨兆す人がたに名を入れしより

半年の彼や是やの大祓

ひもじいと泣く子鴉の悪しき声

かたはらに日がな子を連れ梅雨鴉

子鴉の声大人ぶる半夏生

さはさはと天上吹かる今年竹

合歓咲くや檻の獣のみな眠く

警報雨夏至の列島移り行く

梅雨のひま芝刈り上げて五厘刈

 

 


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