橡の木の下で

俳句と共に

草稿02/29

2012-02-29 10:02:17 | 日記

弥生の雀のやうに母と娘と  亜紀子


草稿02/28

2012-02-28 10:07:20 | 日記

雪やなぎ芽ぐみて風もおさまりぬ 

病むといふ文の短く冴返る

亜紀子


草稿02/27

2012-02-27 10:00:00 | 日記

百年の春の一夜に冴返る

ひとり行く固きコートの襟立てて

受験果て夜は睦まじき姉妹

亜紀子


草稿02/26

2012-02-26 10:09:46 | 日記

真っ直ぐにもの見る吾子の卒業す  亜紀子


平成24年「橡」3月号より

2012-02-26 10:08:57 | 俳句とエッセイ

 冬麗      亜紀子

 

冬麗の翼ささらに飛びたてり

ふくしまの珠といただく寒卵

悼桑花先生

冬日さす木椅子に座して笑まれけり

悼白泡先生

白梅の頃に会はむと思ひしが

なづな粥噴いて明るき厨窓

日だまりの落葉に座して詩を綴る

受験子の戯れごとを言ひ寝につけり

ははそはの母に母あり霜強し

平和の火ときをり熾り凍て厳し

原爆のドーム瓦礫に霜をおき