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橡の木の下で

俳句と共に

草稿01/31

2016-01-31 07:26:16 | 一日一句

寒締めや身の養生を先づもつて  亜紀子


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草稿01/30

2016-01-30 10:53:17 | 一日一句

枯木みな春の予兆の雨しづく  亜紀子


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草稿01/29

2016-01-29 05:45:39 | 一日一句

鵯どちの糧大寒の樟の実は  亜紀子


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草稿01/28

2016-01-28 09:33:14 | 一日一句

庭明し小鳥の苞のまんりやうに  亜紀子

 


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「暖冬」平成28年「橡」2月号より

2016-01-27 10:39:11 | 俳句とエッセイ

暖冬  亜紀子

 

良き衣を着てつどひ来る針供養

蒟蒻の鎮座まします針供養

十二月八日の日差し雪蛍

暖冬のもみぢ狩なり渡月橋

水仙やどの路地行くも塵のなき

怪しかり師走なかばのこの温さ

熱演を終へて咳くツィメルマン

節々を風邪の神に操らる

暖冬の受験子いささ生温く

ぞろぞろと地下鉄を出る白マスク

三人四人煤逃げらしき日向ぼこ

徳川の雄松雌松の大飾

照ら照らと誰かれの顔初篝

軒を立つ雀の声や初旦

四日はやネクタイ締めて四十雀

 


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