平成22年「橡」9月号より 2010-08-28 11:16:14 | 俳句とエッセイ 空蝉 五月闇携帯電話瞬ける 一筋の芥累々梅雨半ば 鳴る方に月のみしるき遠花火 筆遅き夜ごと玻璃打つ金亀子 空蝉の鼈甲色の飴の艶 亜紀子