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橡の木の下で

俳句と共に

草稿09/09

2009-09-09 06:50:48 | 一日一句
蜻蛉の抜き手あざやか宙を切り 亜紀子

小さな虫にとって風にも蜜ほどの濃さがある。
蜻蛉の薄く軽い翅はその中を鋭く切って進むのか。
その力の源はあの小さな体のどこに蓄えられているのだろう。

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