なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

竿まで投げる(20240313)

2024年03月13日 22時57分46秒 | 机上釣

竿まで投げる(20240313)


仕事帰りの1650-1750、1時間、12度、晴れ。
1)DH12.2ft#6、kencube-SSL#8-SH(11m23g)、フロロリーダー、ナイロン1.5号、オイカワ鈎
2)DH13.3ft#7、kencube-SSL#8-DH(11.5m28g)、フロロリーダー、ナイロン1.5号、オイカワ鈎

今日は右上手がスペイ師匠、弟子の左上手にスペイを教える。
1)も2)も左上手はうまく行かない。
フォアキャストでロッドが回旋するらしく、ループが崩壊する。
右上手師匠だと崩壊しない、なぜ?
上手の役目は前後のベクトルで、引いて押すだけの単純作業。
でも下手の働きは決定的で、引きでロッドを回し、押しは上手と一緒に前へ押し出している。
つまり、ロッドを握り込むのは引きの下手だけで、押しの下手と引き押しの上手はロッドに添える程度。
引きが2本手、押しも2本手と考えれば、握るのは引きの下手だけなので1/4、ほかの3/4はほぼロッドを握らない。
つまりスペイで忙しく働くのは、1/4の引きの下手だけ。
ほかは全部単純作業だった。

右手投げ(左下手)では、下手の左小指をしっかり返して握り、ロッドティップをほぼ下手左手で操作しリフト、上下の左右手で引いてスイープ、ここから下手左手でロッドを回旋させローンチ/Dループ/アンカー、最後が両手で前へ押し出しキャストアウト。
この瞬間、ロッドからわざと両手の握りを緩める。
ほぼロッドごと放り投げる感覚、でもテコの原理で左右の指にそれぞれ引っ掛かり、そこで止まり抜け落ちない。
でもロッドのたわみつまり力がラインに移った瞬間、ロッドが一瞬、宙に浮く。
瞬間的に無反動状態なロッドは、私の手から離れていく。
しかし次の瞬間、反対側の指にロッドが引っ掛かり、ロッドの空中飛行は終わる。
で、ラインを眼で追うと、左投げなのにタイトループでブッ飛んでいく。
ああ、この感覚。
ロッドを手離して初めて分かる、ロッドからラインへのパワー移動。

右手投げでロッドを握り込む下手左手の癖が、左手投げでもロッドを握る左手の癖が上手になっても残っていた。
あくまで握り込むのは引きの下手のみ、それ以外は、むしろ竿を手放してよい。

槍投げ砲丸投げもそうだけれど、槍も砲丸も離さなければ飛んでいかない。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、肉を切らせて骨を断つ、死中に活あり。
当り前のことだけれど、ここは一つ、抜けたような気がする。
明日もまた、昼休み時間に運動療法兼ね、キャス練予定。

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ニュークロー24号90m(20240313)

2024年03月13日 22時08分29秒 | 机上釣

ニュークロー24号90m(20240313)


90m巻けた。
以前は24号50mだったので、今度はかなり流して探れる。

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