なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

キャス練の動画チェック(20240314)

2024年03月14日 22時58分10秒 | 机上釣

キャス練の動画チェック(20240314)

遅い昼休み時間を使い、キャス練とその動画記録。
帰宅して確認すると、左上手のフォアキャストで腕から投げていた!
そのため体幹は置き去りで、腕とロッドだけ前へ出る状態。
これではタイミングもパワー移動も上手くいくはずがない。
右上手もやはり腕で投げる状態、左よりややましだけれど。
つまり私のスペイは、体幹をまだ上手く使えていないのだ。
すると練習の重点は、腕を固定し体幹だけで投げることだ。
また体幹の開きが浅く、これも腕頼みの原因らしい。
とにかく体幹のねじりで投げる練習に専念しよう。

右左の比較では、スイープ移動は右が直線で左が扇状、アンカーは右が1m前で左が真横、キャストアウトは右が握らず左は握り込む。
この3点が違っていた。
体幹で投げる練習は、両腋を閉めた状態で左から始める。
同時に1)スイープ直線、2)アンカー1m前、3)キャストアウトで握らない、を徹底する。
明日夕の予定。

追記)
Bridge Fly Fishing Spey Casting Tutorial: The Forward Casting Stroke
https://www.youtube.com/watch?v=ijABOyj_c-M
北林睦雄 日本チャンプのスペイキャスティング 4Kスロー 1 spey cast
https://www.youtube.com/watch?v=fnLZ0wxsPEo
川ちゃんのスペイキャスト 上手い
https://www.youtube.com/watch?v=2fhjIe-I8xw

・上手の腋を開けない
・下手の肘は伸ばしたまま下手のグリップを遠ざける(下手の小指は反す)
・バックキャストで上手が頭の後に行き過ぎない
・フォアキャストで上手を振り下ろす位置は目の高さ
・スイープは、制御可能な範囲でラインを加速する
・ロッドの振りは10時14時の間が最善
・キャスト終了時に下手が上手と同じ側にあるのが正しい

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キャス練の意味(20240314)

2024年03月14日 08時23分42秒 | 机上釣

キャス練の意味(20240314)

五ヶ瀬の3月初旬、DH12.2ft#6とDH13.3ft#7を、予備練習なしにいきなり使った。
右手投げは数投で精度が回復したけれど、左手投げの精度がなかなか復活しない。
特にストレッチとフィニッシュのターン。
マルチドロッパーが絡むのはこの時で、ミス・キャストの決定的証拠。
左手投げのスペイ技術がこなれていないのに、不安定な激流に立ち込み、流速・風速・風向きがどんなに不利でも、方向と距離はこことピンポール・キャストする。
普段から全く違うロッド・ラインを使い漫然とキャス練していたから、突然のピンホール・キャストなど成功するはずがない、不得意な左手投げではなおさら。
本流でスペイを無理なく使いこなすには、ピンホール・キャストが必要。
脚元を安定させ、スイープの方向と高さを見極め、引きの下手でロッド回旋しキャストアウトの方角・高度を予想する。
それができない場合、マルチドロッパーの本流スペイキャストはまず失敗する。
安全な本流の立ち込みは膝上下までだから、スイープはやや低めで良い。
ストレッチ・リフトは本流の流れを使う。
ここでやはり決め手は引きの下手の回旋具合、たぶん、これだけで決まるかもしれない。
ゆっくりと緩く大きな回旋角度で引きの下手を廻した場合、後方Dループは大きく膨らむ。
それに対し、出来るだけスイープ高度を維持し急に鋭い回旋角度で廻した場合、後方Dループは鋭く尖る。
キャストアウトは後者の方がより強くなる、当然だけれど。
このキャストアウトに移ったら、捻り反らした体軸を正面へ戻す体幹力を使い、その体幹運動にロッドを連動させるために腕力を使う。
つまり、キャストアウト時は下手と上手の握力をほぼ使わない。
その訓練を、本流で実際に使うロッド・ラインで行う。
私の場合、最頻使用の2種類で練習する必要がある。
昨日投げ比べると、やはりグラフェンの1)はクイックなロッド操作がマッチするし、オーソドックスな2)はクラン系のゆったりした操作が最適だった。
この違いは、身体の反射神経で覚えるしかなく、それを得るのは日々の練習以外ない。
自分の使う道具で練習するのは、柔道でいうと、自分の得意技を練習するのと一緒。
得意技を練習せず、めったに使わない技ばかり練習しても、実戦では役に立たない。
得意技をばっちり決めてこそ実戦場に立てる。
人生の何事も同じで、結局、そういうことだ。

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