闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

短絡的な街おこし

2009年01月28日 10時47分29秒 | Weblog
今日午後から、麻生さんの施政方針演説があるようですが
国民が希望を持てるような内容になるのやらならないのやら・・・
まぁ期待薄ですが、とりあえず聞くだけ聞いてみましょう。


今日のMSN産経ニュースで、カジノ誘致をしている北海道の自治体に対し
痛烈な批判を書いている記事を見つけました。
「鉄火場の町」というタイトルの記事ですが、殆どボロカスに書いてある。
まぁちょっと言いすぎだと思う点もあるが、概ね私と同意見だ。
「街おこし→カジノ誘致」という短絡的な考えの甘さを指摘したい。

そもそもモナコやラスベガスは、ギャンブルだけでもっている街ではない、
モナコには、しっかりした観光資源があり、砂漠の街ラスベガスでは
街全体がいわばアミューズメントパークであり、それら両者とも
それらプラスギャンブルだ、観光資源が何も無く、いつ第二の夕張にも
なりかねない街に、カジノが来ただけで人が集まるだろうか?

脚の便がよく、観光できる場所が沢山ある東京や大阪なら
まだ理解できるものの、他に楽しみも無いチンケな所に
わざわざギャンブルだけやりに旅費を払ってまで人がやってくるだろうか?
まぁ常識的に考えても分かりそうなものだ。

昔、竹下内閣の時に、ふるさと創生で各自治体に1億円のバラマキをやったが
それで実際に底上げできた自治体は、殆ど無かったと記憶している。
すなわちお役所では、事業センスが全くない事を露呈しただけだったと思う。

その記事でも触れられているが、利権が発生するところには闇の勢力が来る、
カジノ誘致でプラスの面しか見えていないお役人であるが
闇の勢力がやってくる事もしっかり考え、対策を打ち出さないといけません
それには莫大な資金も必要になるでしょう。
そこを警察任せにすると、どう考えても闇の勢力の方がフットワークが軽いので
結局、街おこしどころか、街から市民が流出し、ますます疲弊する。
カジノは、単なる歓楽版旭山動物園ではない。

そもそもカジノ誘致などと馬鹿げた事を言い出したのは誰だ?
以前石原都知事が言っていたような気がするが、上でも書いたとおり
東京と他の地方都市では、置かれている環境が全然違う。
そりゃぁ、鵜のマネをするカラスにすぎませんな。

そしてカジノ誘致というバカな事を考えているのは、
北海道の街だけかと思ったら、あるわあるわ日本全国にある!
驚くべきことに、カジノ誘致が切り札だと言い切っている自治体もある、
神経を疑いたくなるのを通り越して、脳ミソが腐っているとしか思えませんな。

それより地元の得意なものを生かしたアイデアを出して
他にマネができないようなもので街おこしするべきだと、私は考えますけど
皆さんはどのように思われるでしょうかね・・・


今日目に付いた記事:
 ・防衛相、ソマリア沖海賊対策で海自に派遣準備を指示
  海賊対策に参加する事には賛成だが、現行法では無理が多すぎると思うので
  法を整備する必要があるし、憲法を変える必要もあると思いますが・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 甘い考えの自治体が多すぎる!