闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

不況脱却はIT頼み

2009年01月23日 09時59分01秒 | Weblog
昨日のブログで、IT業界は不況にも強いと書きましたが、今日のニュースで
マイクロソフトが最大5000人の人員削減を行うと報じています。
これは不況のせいもあるのでしょうが、WindowsXPからVistaへの移行が
マイクロソフトの思惑通りに進んでいない事も大きな原因の一つです。

またグーグルもずっと右肩上がりだったのに、上場以来の初めての減益。
でもこの減益、本業での減益というより投資先の評価減が原因ですから
まぁこちらは本業は安泰というところでしょうか。

これまた昨日のブログで、不況脱出のカギはITだと書きましたが、
今朝のニッケイオンラインに、
「オバマ米新政権のIT政策 見えてきたチェックポイント」
というタイトルの記事を見つけました。
この記事によると、ブッシュ政権で足踏みしていたIT政策を推し進め
中小ベンチャー企業の育成や技術育成、そしてそれに伴うビジネスの活性化が
狙いなのだと書かれています。

多少視点が違うが、私もおおむね同じ意見、日本でもそういう政策を実施し
ベンチャー企業の創出や新しい産業の育成、新技術の研究開発、
そしてそれらから生み出される製品で、不況から脱却するとともに
ユビキタス社会へ一歩でも近づければ素晴らしいと思います。
それで21世紀という新たな未来社会像が見えてくると思いますね。
新しい未来の一ページは、目の前で開かれるのを待っています。

それに日本の場合、今後、労働人口が減少し、高齢者が溢れる社会に
なるわけですから、社会全体としてITや機械を用いた高効率なものに
しなければ社会が崩壊してしまいます。
その一つがロボット産業なのでしょうけど、現在のロボット開発を見てみると
人間に似せるという事が主に成りすぎて、人間を補助するという点が
二の次になっているような気がします。

鉄腕アトム程のインテリジェントなロボットは、ここ10年や20年では
実現するのが難しいと思いますね。
何故なら、現状のノイマン型コンピュータでは致命的な問題、
人間が予めプログラムしないければならないという点です。

即ち、プログラムする時点で、すべての事柄が分かっている必要があるという事
アトムのような人間と同様な問題を解決する能力をプログラムするのは
10年先でも20年先でも、そう容易な事ではありません。
そういう100%のものを長期間研究するより、もっと実用的なものを
短いスパンで次々に実現していく方が、社会のためになると思いますけどね。

いずれにしても、もう少し日本でも、ベンチャー企業の育成や新産業の創出に
政府や行政が理解を示さなければなりません。
現在の政府や行政では、未来の1ページを開く事ができません。

今日目に付いた記事:
 ・ホンダ「8耐」撤退 新車低迷受けて
  オートバイファンとしてはとっても残念です!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 未来はすぐそこにあるのに