闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

マトリックスは曼荼羅

2009年01月11日 17時36分39秒 | Weblog
今日も寒いですが、みぞれが降っていない分、まだ少しマシなような・・・
外出すると寒いので、今日はお正月に撮ったテレビ番組の動画を
ゆっくり観賞しています。

なかなか良かったのが「みんなで選んだ古寺を楽しむ」という番組。
私の好きな宗教学者のひろさちやさんもご出演されていましたし、
様々な古刹が一度にみられ、とっても楽しい番組です。

いつの頃からか、仏教世界という言葉を聴くと、
何故か、映画マトリックス(キアヌリーブス主演)を思い出してしまいます
映画マトリックスに出てくる仮想空間マトリックスを仏教的に表現すると、
須弥山を中心とする宇宙や曼荼羅のような感じに思えてなりません。

私は、以前仏教に関する勉強もしていたのですが、
仏教があまりにも奥の深いもので、単に仏様の教えというよりは
もっと壮大な人間が考え出した最大の仮想空間のようで
結局、あまりにも壮大過ぎて、勉強する事をあきらめてしまいました。

日本の仏教では、キャストがあまりにも多いですよね。
キャストにはたくさんの階層があるし、何しろ、本来の仏教の仏様だけでなく
東南アジアの仏様や中国の仏様なども揃っていますからね。
それでいて、キャストの多くが主人公なのですから凄いものです。

超メインキャストの阿弥陀様、菩薩様、お釈迦様、弁天さん、
知恵でお馴染みの文殊さん、寅さんでお馴染み帝釈天さん
不動明王さんに、トイレの仏様である烏枢沙摩明王さん・・・

そこに世界の中心である須弥山があり、小千世界、中千世界、大千世界と
想像もできないくらい大きな世界が登場してくるのですから大変。
仏教世界は、スターウォーズやハリーポッターなど足下にも及ばないくらいの
壮大なファンタジーで、2000年以上の英知も含まれています。

さすがインド発祥だと感心するのですが、仏教世界の面白いところは
須弥山にしても、過ぎ行く時間にしても、多くの場合、数字と単位が
明確になっているところです。

例えば、須弥山は「海面から8万由旬」突き出ています。
「由旬」とは、長さの単位で約10kmですから、
須弥山の高さは、標高80万kmという高さになります
ただ、人間が住んでいる島「膽部(せんぶ)州」は、周囲が7千由旬ですから
地球の円周よりずっと大きい点は、ご愛嬌というところでしょうか。

仏教をマトリックスが如く、すべて映画化したら、シリーズ全作を見終わるには、
やっぱり2000年以上必要なのかもしれませんね


今日目に付いた記事:
 ・1歳サル厳冬に独り…生みの親に捨てられ、育ての親姿消し
  この子猿は、テレビでも取り上げられていましたよ。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 仏教は世界最大のファンタジー