闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

不況の今こそユビキタス社会へ

2009年01月22日 10時18分15秒 | Weblog
トヨタが、自動車の生産台数・販売台数ともにGMを抜いて世界一になっという
ニュースがマスコミ各社の新聞・ニュースサイトで報道されています。
皮肉なものです、2009年3月度の収支予測では赤字転落なのにね。
ライバルのGMは、更に酷くて倒れる寸前の青息吐息。

それに引き換え、不況に強いと言われるIT業界ですが
昨年のリーマンショックの最中、グーグルは言うに及ばず、
IBMの純利益は増加しているし、2008年度通期の収支予想も明るいものです。
また、健康が気になるジョブスさんのアップルは、今日のCNETニュースで
第1四半期決算で前年度同期より増益で、第2四半期の予測も明るい。

しかし日本のIT事情はアメリカのそれとは少々違う。
日本の場合、家電メーカーの一部門としてIT関連製品をつくっている事が多く
IBMやアップルと同じ属性の企業はあるにはあるが
残念ながら大手家電メーカーほど成功していないのが現状だ。

Sonyにしてもパナソニックにしても日立にしても、
元々電気屋さんでコンピュータ屋さんではありませんからね。
IT関連部門一部門だけで利益が出ていたとしても、
企業全体として赤字なら「景気が悪い」という事になってしまいます。
Sonyですら2009年度末までに、1万6千人の人員を削減すると
発表しているくらいですから、いくらIT部門だけ利益が出ていてもダメです。

今日のニッケイオンラインに『「失業ドミノ」の韓国経済 IT産業は再び
救世主となるか』という記事が載っていますが、
私は、アメリカでも韓国でも日本でも、この世界同時不況から抜け出す
方策はいろいろあるでしょうが、おの糸口の一つはITだと思っています。

最近では残念な事に、めっきり聞く機会が減ってしまいましたが、
ユビキタス社会への移行には、IT関連技術が必ず必要になります。
ユビキタス社会は必ずやってきます、従って、ユビキタス社会を支える
ITインフラ、そこに乗っかるコンテンツ、それを利用するサービスと
無限に産業は広がって行くことは間違いありません。

また行く行くは、ユビキタス社会は環境エコなどとも連動し
地球規模で広がりをみせ、現在、貧困にあえいでいるアフリカに富をもたらし
新しい顧客やニーズを引き出す一大マーケットの一つになると思います。
まぁこのあたりが実現するには、今世紀末か来世紀になるかもしれませんが。

いずれにしても、経済効果の全然見込めない定額給付金として2兆円を使うより
IT産業促進のために投資するなり、もっと夢のあるものに使って欲しいですな。


今日目に付いた記事:
 ・ネット児童買春が潜伏化、出会い系規制もプロフへ移行か
  対処療法的に厳罰化してもまた新手の犯罪が必ず出てきます、
  もっと根本的な法律の改正が必要ですよ。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ITは世界を救う!